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たまきな荘

[ TAMAKINASOU ]

学校・保育・教育

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さあ見て
みよう!

地域に、開かれている。
未来に、開かれている。

日本ではじめて、重度身障者の施設としてスタートしたたまきな荘は、それまで閉ざされていた身障者が、地域に踏み出す一歩として、未来が開かれた場です。46年間のあいだ、時代の変化とともに、福祉のあり方、地域との関わり方など変化に柔軟に対応しながらも、一貫して、利用者さん主体の支援を行い、地域に開かれた場づくりに取り組んでこられました。ウェブサイトでは「OPEN=開く」というテーマをもとに、いろんな世界が開いているイメージを表現しました。

さあ見て
みよう!

クライアント
たまきな荘 [ TAMAKINASOU ]
業種
  • 学校・保育・教育
  • 病院・クリニック・医療
  • 介護・福祉
  • 公共・行政・団体
カテゴリ
URL

昭和47年に、医療と福祉を融合させた全国的にも珍しい施設として誕生した「たまきな荘」。長い歴史の中で、ニーズに向き合って、利用者本位の福祉拠点であるためにさまざまな事業展開を先駆けて取り組んできた施設です。地域社会に開かれた身体障害者療護施設であることを、“実践的に”取り組んでいる施設のことをwebサイトで表現するために「オープン(=開かれている)」をキーワードにしました。地域に開かれた施設であることは、実際に施設を訪れるとわかります。どこまでも清潔に保たれた施設内は、明るく、おだやかで、心地よい。そして、施設と地域社会を結ぶ、施設で働く人たちが、明るく、おだやかで、気持ちがよい。地域とのつながり、開かれた施設の歴史が、刻まれていました。「たまきな荘」に訪れた時のその印象を、webサイトに訪れた人たちにも感じてもらえるよう企画しました。

ブランドサイト

地域に、開かれている。未来に開かれている。そのテーマを表現するために、風がスーッと通りぬけるような、明るいイメージに仕上げました。施設内に入り込む日差しや、風が感じられるような写真と、そこで働く人たちの自然な笑顔。「オープン」を表現するキービジュアルとして、いろんな形の窓のイラストと、たまきな荘のまわりの自然環境(=地域)をやさしいタッチで描きました。

1.トップページでアクション(「開く」をイメージ)
玉医会の事業が、すべて「開かれている」ものであることベースにデザインを作り上げていくこと。

2.玉医会の歴史、背景を伝えるコンテンツ
日本初の重度身障者の施設であること、その設立の背景などを取材して、ひとつのコンテンツとして紹介したい。広く理解していただくために、その歴史や背景は丁寧に語っていくこと。

3.開かれた施設であることが伝わる
明るい色を使い、明るい写真を使って、開かれたイメージをつくる。カチッとしたレイアウトではなく、開かれた、自由なイメージにすること。

 

リクルートサイト

施設長の考えの根っこにあるのは、「働く人たちの幸せ」。働く人たちが幸せであることが、利用者さんや、まわりの人たちの幸せに向き合うとても大切な要素であることを伝える特設のサイト制作。「私の小さな喜び」をテーマにしたインタビューと、働く人たちのおだやかで、自然にあふれる笑顔で構成しています。

1.働く人の、明るい笑顔、働くすがた
働く場の表現には、そこで働く人たちの表情や、立ち居振る舞いを、しっかりと伝えられる写真が必要。できるだけ、つくったものではなく、自然に、働いている、利用者さんたちと接している姿をおさえて写真撮影を行うこと。

2.インタビューのテーマは「小さな変化、小さな喜び」
どんな変化に喜びを感じたのか。働くことで、得られる小さな喜びをテーマとしてインタビューを組み立て、文章で表現すること。

 

地域に開かれた福祉を、実践的に取り組んでいる施設

地域に開かれた福祉、医療は、ここ近年ではあたりまえになりつつあります。とはいえ、社会と隔絶された福祉の歴史があったことは事実であり、その中で「たまきな荘」は先駆けて地域社会に開かれた福祉を実践してきました。それは、施設を訪れるとすぐにわかりました。清潔に保たれた施設内は、大きな窓から自然の光が差し込み、明るく、風がスーッと吹き抜ける、とても心地のよい空間でした。そこで働く人たちも、利用者さんもおだやかで明るく、開かれた福祉のあり方が、いたるところにしみこんでいるように感じられました。言葉だけでない、実践的な取り組みや、揺るぎない考えがベースにある、地域社会に開かれた福祉をどう表現すればいいのか。企画や、写真、デザインなどの表現はその一点の目標に向かっていました。

ひとつの目標が定まると強いもので、コピーワーク、デザイン、写真、イラスト、すべての要素がうまく機能したwebサイトに仕上がったと思います。(手前味噌ですが)そのうまく機能した大きな理由は、施設がこれまで一貫して取り組んできた哲学のような揺るぎない考え方があるからこそ、です。

クライアント
社会福祉法人 玉医会
ディレクション
竹田京司
プランナー・コピー・文章
山内陽子
WEBデザイン(CO)
亀山真櫻
WEBデザイン(RE)
大瀬良衣理
サイト構築・CMS構築(CO)
江藤覚
サイト構築・CMS構築(RE)
大瀬良衣理
カメラマン
山口亜希子
イラスト制作
アプアロット