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トキオとふしぎな木

[ TOKIO ]

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さあ見て
みよう!

イベントを超えてゆく、
キャラクターの “世界観”と物語づくり。

ローカルイベントの世界観に、オリジナルの“人格”を与えたらー?
そんな一風変わったまちおこしのブランディングに挑戦したのが、宮崎県西都市とタッグを組んだ、謎ときイベント「トキオとふしぎな木」。

さあ見て
みよう!

大事なのは、ブランドをつくる気持ちで
「物語=ストーリーテリング」を伝えていくこと。

 

ローカルイベントの世界観に、オリジナルの“人格”を与えたらー?

そんな一風変わったまちおこしのブランディングに挑戦したのが、宮崎県西都市とタッグを組んだ、謎ときイベント「トキオとふしぎな木」。いま “謎とき”イベントは、全国的にも注目度の高いヒットコンテンツのひとつですが、今回はイベントウェブサイトと世界観づくりのご依頼を皮切りに、キャラクター開発・ストーリー設計・ミニ絵本の作成から各種ツール作成までのすべてを、モンブランが担当。担当の田上さんと密にコミュニケーションをとるなかで、「一回限りで消費されるものではなく、できるだけ地域に根づき、長く愛されてゆくためのトータルデザインを目指したい」という思いに共感。そのひとつひとつをカタチにしました。

宮崎の西都市という小さなまちを舞台に、リアルとファンタジーが融合する異世界に生きる“主人公“として誕生させたのが「トキオ」と、相棒である猫の「タム」。
「不思議な木」「レトロな時間」「世界の謎」…私たちが実際に西都のまちを歩いて感じたキーワードをもとに、イラストレーターのむらいけんたろう氏とタッグを組み、ブランドストーリーとキャラクターデザイン開発に着手。グラフィックチームは、バッグやマップ、ポスター、ステッカーなど、イベントをもりあげる多彩なコミュニケーションづくりに取り組みました。

 

謎解きが誘う、映画のような世界。
リアルと仮想(バーチャル)のちょうどよい加減を目指す。

「トキオと不思議な木」は、時の旅人であるトキオが、黒猫「タム」と偶然出会ったことで、不思議でなつかしいまちに誘われていく冒険譚です。
まちとはもちろん西都市のこと。まちを歩く(謎解きをする)自分が主人公となり、「謎ときを通じて西都市の宝ものを見つけてほしい」「西都市の魅力をつたえたい」という意味を込めています。
いくつかのタイトル候補のなかから、最終的にプロジェクト(イベント)名は「トキオと不思議な木」に決定。実際に西都市の都萬(つま)神社にある大きな木に、「物語世界(バーチャル)」と「現実世界(リアル)」をつなぐ大切なかけ橋的役割を担ってもらい、キービジュアルでもこの木を堂々と際立たせました。

 

 

 

トキオの設定

見た目は小学生くらい。不思議な木を通じて、
こちらの世界とあちらの世界を行き来できるという設定。
おばけみたいに大きな神社の木は、不思議な世界へつづいてゆく“扉“。
世界の謎を探しているトキオは、いまと昔がグラデーションになった
「Saito City」でまちの“宝もの“を探していくというストーリーです。
タム=「時」を意味する「タイム」に由来。

イベント期間中は、トキオとタムのトートバッグをもった子どもたちや家族連れで、まちがにぎわいました。初めて西都市を訪れた方も多かったそうです。うれしいことに、第2弾の制作も決まっています。時間をかけて、ていねいに、このまちに愛されるキャラクターになっていくためのお手伝いをしていきたいと思っています。

 

 

 

クライアント
一般社団法人まちづくり西都KOKOKARA
ディレクション
竹田京司
プランナー・コピー・文章
福永あずさ
キャラクター制作
村井健太郎
ロゴ制作
田村未央
グラフィック制作
アプアロット
WEBデザイン
安藤曜子
コーディング
大瀬良衣理