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音更電設

[ otofuke densetsu inc ]

建設・住宅・不動産

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さあ見て
みよう!

十勝を照らす、人になれ。

北海道・十勝、音更町で創業50周年を迎える音更電設さんの採用・ブランディングプロジェクト。
今回のサイトでは、“スタッフ全員が主役”をコンセプトに、一人ひとりの人柄や空気感まで伝わる設計に。掲げたブランドワード「TOKACHI LIGHT.」には、地域の暮らしを支える配電工のみなさんへの敬意を込めています。
50周年特設コンテンツも含め、音更電設さんらしい温度感や魅力を、丁寧に編集したプロジェクトです。

さあ見て
みよう!

配電工ってかっこいい

十勝を照らす 37人のための、50周年サイト。

 

「配電工って、かっこいいんですよ!」。北海道・十勝の音更町。創業50周年を迎える音更電設さんとのプロジェクト。制作中、ずっと頭に流れていたのは、田中社長のこのことばでした。配電。広い大地に、電気を届ける仕事。雪の日も、風の日も、止 まることなく暮らしを支え続ける仕事。けれど、その当たり前を守る「かっこよさ」 は、世の中にまだ十分伝わっていないのかもしれないと思いました。もちろん、私た ちにも。「うちの会社の配電工のこと、私は本当にかっこいいと思ってるんだけど。働くみんなはおとでんのこと、どう思ってるんだろう」。

 

 

実際に十勝を訪れ、現場を見て、スタッフのみなさんと交わしたことば。そして「遠い九州から来てくれてありがとう」と、もてなし200%の心で迎えてくれた、田中社長との尽きない時間。すぐに思いました。あ、この会社は、かっこいいわ。広い平野。 動脈のように伸びる電線。雪。風。氷点下。そのなかで、高所作業車に乗り込み、黙々と電気を届ける人たち。みんな、めちゃくちゃ楽しそう。若手も、ベテランも、 冗談を言い合いながら働いている。でも現場に入ると、ちょっと空気が変わる。命を 預け合う仕事だからこその信頼関係。ただの、まちの電気工事会社じゃない。十勝の暮らしを支えるワンチームだと思いました。

だったら、私たちがやるべきことは何か。社長は、社員のしあわせを本気で願っている。そして社員は、この会社で働けることを、本気で誇りに思っている。届いている かもしれないけれど、もうすこしちゃんと、届いてほしいと思った。だから、「スタッフ全員のためにつくるサイト」を、裏コンセプトに掲げました。 盛ることじゃない。格好よく見せることでもない。すでにそこにある格好よさを、 ちゃんと編集すること。そして掲げたブランドワードが、「TOKACHI LIGHT.」。電 気は、見えない。でも、なくてはならない。配電工は、その「見えないもの」を、毎日届けている方たちです。LIGHTということばには、光、灯り、照らす、明るさ、そんな意味を込めています。そしてもうひとつ。この会社が照らしているのは、北海道全体じゃない。もっと足元の、自分たちの暮らしと地続きの十勝なんだ、という感覚でした。

 

 

「十勝を照らす、人になれ」。そのコピーを書きながら、いちばん大事にしようと思った想いは、「社員全員を主役にすること」でした。だいたいウェブサイトでは、代表社員を選抜してインタビューを載せる。でも今回は、ちょっとそのやり方じゃないなと思った。若手だけじゃない。ベテランだけでもない。事務スタッフも、現場も、管理側も含めて、この50年の空気をつくっていた。だから、いまの音更電設をちゃん と記録する。いま一緒に汗を流す、37人全員を載せようと。ただ名前を並べるだけじゃなく、一人ひとりの人間味を足したかった。全員の光を捉えたいと思いました。

さらに印象的だったのが、最後の最後に、社長自ら全員分のキャッチコピーに修正を 入れてくださったこと。「この人は、もっとこういう人なんだよね」「こっちの言い 方のほうが、その人っぽい!」。その修正こそが、どさんこの愛情深さ。ああ、この社長は、本当に一人ひとりを見ているんだなと。修正がうれしかったのははじめてか もしれません(笑)。だからこのサイトは、採用サイトでありながら、「社長から社 員へのラブレター」になっていくのかなと実感がうまれました。

そして50周年特設コンテンツ「THE SPOT LIGHT!」。これはもう、完全に「記念誌ウェブマガジン」をつくるつもりで編集しました。実は社長は、元ミュージシャンです。だから、つくりたいのは「ステージ」だった。若手配電工の鼎談。40年近く会社を支えてきた専務から教えてもらった、とっておきの昔話。先代の奥様から届いた手書きのメッセージ。そして、社長の大切な場所で、ギターを抱えて撮影。ひとつひとつ大切な宝ものを集めるように、編集した。まさに、音更でしかうまれえないコンテンツだった。

公開後、SNSでの反響はとても大きいものでした。「自分たちが誇れるサイトになっ た」「自社サイトを家族に見せたくなった」というみなさんからのことばを聞いて、全員に参加してもらってよかった、何もあきらめないサイトになったと改めて思いました。サイトのお披露目も兼ねた50周年の式典もとても盛り上がったそうです。

現地に行って、同じ空気を吸って、同じ景色を見て、同じご飯を食べる。音更電設さんのプロジェクトは、「働く人の誇りを編集する」仕事だったのかなと思います。この仕事をして以来、九州の田舎道で配電の現場に出くわすと、電柱の上を見上げるようになりました。

クライアント
音更電設株式会社
ディレクション
竹田京司
プランナー・コピー・文章
福永あずさ
スチール撮影
穴見春樹
ロゴデザイン
杉村武則(株式会社楕円型)
WEBデザイン
松原史典
サイト構築/CMS構築
松髙泰市