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はばたき農場

[ HABATAKI FARM ]

食品・飲食

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さあ見て
みよう!

家族のしあわせがある場所。
それは、たまご農家の新たな挑戦。

まもなく創業から100年をむかえる養鶏場が、世界にむけた、未来を見すえた新たな挑戦。それが、放し飼い(放牧)の養鶏「はばたき農場」です。

アニマルウェルフェアの観点から、欧米各国では、スタンダードな養鶏場となっている放し飼い(放牧)スタイルを、ケージ飼いが多数を占める日本で始めよう、という取り組みと、そのたまごの良さを広く伝えるためのwebサイトです。

「たまごで人をしあわせに」を経営理念として掲げる同社が商品を産む鶏たちのしあわせのことも考える農場をどうやって伝えていくのか。

さてさて、webサイトが担う責任は、重大です。

さあ見て
みよう!

鶏たちのしあわせを真剣に
考えることからはじまった農場。

食べることを、食べもののことを考えるときに、最初に思いうかぶのは家族のことだと思います。それまでも、商品であるたまごを産む鶏の食べるもの、すむ環境にかなりのこだわりを持って取り組んできたデイリーファームですが、その取り組みの延長上に放し飼い(放牧)農場をつくりました。たまご農家にとって、たまご生産の中心を担う鶏たちは家族のような存在です。その健やかな日常があってこそ、その鶏たちが産み出すたまごを食べる、どこかの家族の健やかな毎日につながります。

鶏たちが健康的で、ストレスを感じず、のびのびとくらすことができる環境を整えることは、まるで家族のしあわせを願うようなもの。はばたき農場が、鶏たちのしあわせとは何かを真剣に考えることからはじまった農場であることを、ストレートに伝えていきたいと考えました。

シンプルなメッセージだからこそ、ちゃんと伝わるよう。誤解を生むことなく、伝えられるよう。webサイトの表現を企画しました。

たまごを産んでくれる鶏たちのしあわせを考えたときに、鶏たちそのものが家族、という見え方にならないように配慮しました。

家族のように思う存在であっても、商品であるたまご生産に欠かせない存在でもあります。そこらへんの誤解がないように、たまごを食卓で食べている本当の家族の家族写真を、鶏舎が背景に見渡すことができる場所で撮影しました。そして、webサイト全体には主役である鶏さんたちの生き生きとした写真と、ワクワクするようなイラストを組み合わせて、楽しみながら農場の精神、こだわりを知ってもらうような工夫をしています。

デイリーファームが経営理念として掲げる「たまごで人をしあわせに」を表現しながらも、鶏たちを家族のように思う気持ちを忍ばせました。

 

 

デイリーファームのたまごを愛食している5つの家族(そのうち1家族は経営者家族です!)が、草原の中でちょっとオシャレをしてかしこまった家族写真を撮影しました。草原と、かしこまった家族写真というギャップでFVを印象的なものにしています。

 

さらにFVの家族写真には、自由にのびのびとかけまわる鶏たちのイラストを組み合わせて、鶏たちも家族のような存在だよ、というメッセージを伝えています。イラストの要素には、デイリーファームのふるさと、常滑市の自然や地域文化を盛り込んで、楽しい雰囲気に仕上げています。

 

クライアント
デイリーファーム はばたき農場
ディレクション
竹田京司
プランナー・コピー・文章
山内陽子
イラスト制作
アプアロット
スチール撮影
山口亜希子
WEBデザイン
安藤曜子
サイト構築
松髙泰市