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インドのコロナ接触確認アプリ Aarogya Setu

インド支社からの日報

    こちらも
    読みます?
    ほう!


    モンブランファミリーの皆さん、ナマステ!!
    今日もzoomで朝イチ会議、インド支社のMrs.Spaicyです。
    ムンバイの朝焼けは今日も綺麗でした。
    (靄ってるのはいつものことです)
    こちらネット環境良好で熊本からの距離13,500Kmを全く感じさせません。
    さて、連休前より日本のメディアでも加熱放送されている
    インドのコロナ事情について少しお伝えいたしますね。
    インドでの5月6日の新規感染者数は412,262名。
    インドのコロナ接触確認アプリAarogya Setuでは、
    毎週5万人単位でY軸が追記されていくという非常事態です。
    Mrs.Spaicyが入国した頃はY軸のMAX20万人設定でした。

    また、インド支局のあるここムンバイの5月6日の新規感染者数は57,640名。
    インド全州の中でもダントツの感染者数で、
    コロナ患者がいない家庭は無いと言われるほどです。
    このグラフをみると「第二波」という名のとおり大きな上昇波となっています。
    しかもその波がなかなかピークを迎えないという絶望感。

    インドでもニューデリーの惨状がリアルタイムに報道され
    在印邦人の一時帰国の噂も飛び交うところに、
    5月2日外務省および在ムンバイ日本国総領事館から
    「一時帰国を検討しましょう」とのスポット情報が送られてきました。

    現在、ムンバイ⇔日本の直行便はANA不定期臨時便が月2便。
    今月(5月)は13日・27日に運行予定されています。
    Twitterを覗くと
    「インドからの帰国者を入国させるな~」
    「隔離方針考えろ~」と日本国民の論争が加熱し、水際対策措置が強化されている中、
    今年日本へ戻るにはこの臨時便が最後のチャンスになるかもしれません。
    現在、日本への帰国には新型コロナウイルス陰性の検査証明書提出が義務化されており、
    出国72時間以内に実施されたPCR検査の陰性証明書が必要なのですが、
    ここムンバイは既に医療崩壊の最中・・・。
    いち早く退避命令を出した米国・フランスなどの在印外国人の避難行動により
    PCR検査自体の予約が逼迫しています。
    (支援物資初め、日本の対応はいつも遅いよねー。)
    現在予約を入れたところで受検出来るのは6月以降というかなり深刻な状況です。
    これはもう検査証明の取得ができない!!
    しかも、出国のための手続きを早めに進められない!!
    このコロナ禍に海外移住するということがどういうことなのか
    わかり始めているMrs.Spicyです。
    運良く5月の臨時便に搭乗できたとして、入国後6日間の強制隔離、その後の自主隔離。
    これは日本の皆様にご迷惑をおかけしないため必須だと重々承知しています。
    しかし、折角ご用意いただいた臨時便、空席はあるのに搭乗できないという何ともやるせない状況。
    ここは感染対策万全、デリバリー頼みでひたすらインド支局に引きこもりたいと思います。

    そんな厳しい惨状の渦中ですが、嬉しい事もありました!
    アパートメントのスタッフさんから
    「Happy Golden Weeeek!!」とスイーツの差し入れを戴きました。
    (ゴールデンウィークは世界的に有名なのね。しかも、また食料貰ったよ・・。)
    遙々インドまで来て強制退去になりそうな日本人にひたすら優しいインド人、
    大好きです。


    (お顔公開できませんが、とってもダンディなインド人スタッフ、感染対策もバッチリなんです。)

    (日本人の好みに合わせた手巻き寿司が嬉しい。チョコレートも日本人の大好きなワサビペースト入り、
     使うとこと間違ってる気もするけど創意工夫が素晴らしいです!)
     ダンニャワード!!