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2018.06.15

モンブラン事務所ができるまで EP1

“夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。いつだって忘れないでほしい。
すべて一匹のモンキーから始まったということを。”

まっすぐな瞳に褐色の肌色。
かのウォ◯ト・ディズニーがボスへ送ったとされる言葉です。

暑い夏ほど熱い言葉で乗り切る男
ズートリ野田でございます。

突然ですが
みなさん夢はありますが?

僕には108つの夢がありますが
その中のひとつをご紹介します。

「テラスハウスみたいなリア充が集まるようなシャレオツオフィスで働いてみたい」

これはクリエイターを目指したときから抱いていた夢です。
10代のころ僕はフリーターで劣悪な環境で働いていました。

洞窟のような調理場の居酒屋や
ホコリだらけの倉庫で延々と海苔を積み続けたり
刑務所の中に監視カメラを運ぶ仕事もしました。

そんな中、ソーシャルメディアに溢れるリア充クリエイター達の輝く光景。

「いつかオラもジーマを呑みながら育てたパクチーに水をやれる日がくるだかな?」

そして時は流れ
僕はウェブデザイナーになり
フリーランスとして働き始めた

しかし、夢のリア充オフィスはまだまだ遠い未来。
家賃にリフォームに家具。
20万の車に乗ってる僕には大きすぎる夢だ。

 

 

そんなある日
ボスと昼食を食べていると

 

 

ボス「事務所狭くなってきたねー」

野田「そうですねー」

ボス「移転しますか」

野田「!!」

 

 

僕は知っている
ボスは「やる」と決めると
やべぇメンヘラ並の行動力を発揮することを

 

 

(ついに、この時がきた!)

 

 

そこからは
トントントントンヒノノニトン

 

 

 

ボス「野田くん、この事務所どうかなー?」

野田「あ、いいですね!」

 

 

—翌日—

 

 

ボス「契約したよー」
野田「(まじか)」

 

 

—数日後—

 

 

野田「いつ頃からリフォーム工事するんですかー?」
ボス「もう始めてるよ」
野田「!?」

 

 

 

 

あっという間に物件を契約するボス
知り合いの大工さんや工務店に連絡し段取りを完了
風林火山のディレクション

 

 

気付けば新しい物件のリフォーム工事に!

もちろん野田もお手伝いに参上!

 

普段仕事に役立っていない鍛え抜いた肉体を存分に発揮して

バッキバキに解体しました!

 

 

 

 

ふと横を見るとボスが遠い目をしていました。

きっとボスには数年先

いや数十年先のビジョンが見えていたのだと思います。

 

僕に気づいたボスは

 

「野田くん、解体頑張ってるね、釘が沢山落ちてるから気をつけてね」

 

と気遣ってもらいました。

 

よーし僕もボスの未来の主要人物になれるように頑張るぞ!

僕の冒険はまだ始まったばかりだ!

 

バスッ

 

足裏に走る激痛

その瞬間僕は確信した

 

「これは釘」

 

頭では理解していたが

僕の足は刺さった釘を更に深く踏み抜いた

 

そう、

 

馬鹿なのだ。

 

褒められた矢先

あまりにもかっこ悪いと思い

釘を抜いて何事も無かったように処理しようとしたが

釘が抜けない

 

釘が抜けずに片足で立ち尽くす僕の姿は

まるでベストキットのクライマックス

 

 

 

 

深く刺さった釘は

気づいたボスに抜いてもらいました。

 

びっくりするくらい深く刺さってました。

 

優しい大工さんにキズパワーパットもらいました。

 

 

 

 

なんとか解体作業も終わり

上も下もスッキリした年輪を重ねた事務所。

 

築年数を重ねたビルの一室は

何もなくなって思ってた以上に古ぼけてみえた。

 

(ほんとうにここがジーマを呑みながらパクチーを愛でるオシャレオフィスになるのだろうか?)

 

昼に調子に乗ってココイチで1キロ近いカレーを食った僕は

止まらないシャックリを胸に帰宅した。

 

僕はまだ気づいていなかった。

この無機質なオフィスがどれほどの変化を遂げるかということを

 

※釘の傷は翌日回復したズートリ野田。

 

2018.06.15
コラム